11/21(火)兵庫ジュニアグランプリ(GⅡ)。◎はダート名血。

火曜・園田10R(ダート1400m)

◎ハヤブサマカオー

父:シニスターミニスター、美浦:伊藤圭三厩舎

 

○ソイカウボーイ

▲タガノアム

消レナータ

 

 

圧倒的スピード。

 

ハヤブサマカオーは2戦2勝、いずれもスピードの違いを見せ付ける逃げ切り勝ちを収めてきた。菊花賞当日の超がつくような不良馬場で行われた前走、なでしこ賞では5分のスタートから徐々にリードを広げていく競馬。直線で鞍上のゴーサインがかかるとさらに加速し、結局逃げ馬ながらメンバー中最速の上がりとなる37秒4でレースをまとめきった。いかに脚抜きの良い馬場だったとはいえ、1分23秒4のレコードタイムは立派の一語で、この2戦での戦法を考えれば日本一狭い園田の馬場も決してマイナスには働かない。

 

 

名牝の末裔

 

父シニスターミニスターの主な産駒にはインカンテーション、キングズガードら砂巧者がずらり。昨年の全日本2歳優駿2着馬シゲルコングもこの馬の産駒で、ある程度早い時期からでもきっちり仕上がってくる血統といえる。ただ、この馬の場合注目は牝系で、数代にわたりグランド牧場が培ってきたもの。祖母プリエミネンスは浦和記念などダートグレード競走8勝をあげている女傑で、そのおばアイオーユーも父内国産馬限定重賞・カブトヤマ記念の覇者。底力は間違いない牝系だけに、ハヤブサマカオーもさらなる活躍が期待できる。

 

 

ハヤブサマカオーとの主導権争いは厳しい…消レナータ。

 

残るJRA勢は4頭とも1勝馬で、いずれも前走で勝利をあげたばかり。つまり重賞、オープンはおろか、500万条件の経験すらない馬たちということになる。内容も直線で一旦進路がカットされる場面がありながらも切り替えてきっちり差しきったタガノアムと、直線で馬と馬の間を鋭く抜けたアスターソードに少し見所があったと言える程度。他はどちらかと言えば上手に立ち回って勝った印象で、高く評価できる内容ではなかった。特にレナータは底を見せていないとはいえ、時計平凡で同型馬がハヤブサマカオーさすがにここでは厳しそうだ。

 

 

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